先日はとある医療機器メーカーの商品撮影を行いました。
人が乗るサイズの商品だったので、大型スタジオでも少しライティングは窮屈な中でのものとなりました。
ライティングは天吊りのバンク4個をくっつけてそこに天バンでトップライト、メインライトは紗幕を立ててそこにカサのシンプルな構成。適宜光をカットするなどして、反射を調整しました。ストロボはProfotoのPro-10を2台、ヘッドが4発です。
今回は特に商品の素材感の見え方にこだわりがあり、ディレクターと相談しながらライティングを微調整していきました。
かなり上から見たアングルのカットも必要だったため、かなりでかい三脚(マンフロットの161というモデル)も登場。伸ばすだけでも大変。
今回はカタログ用のカットとは別に、CG背景素材に合成するための撮影もあり、CG内の照明と合わせたり、画角やアングルも合わせて撮影し、最終的に簡易的に切り抜いて合成して確認していきました。
CGでは、現実ではありえないパースだったりオブジェクトのサイズ感だったりすることもあるので、それで現場で混乱することは多々あります。
話は少し変わりますが、最近導入したLeofoto製のPC台「LCH-2」というもの。
ロケなどでテザーするのに非常に重宝なのですが、16インチのMacBookProでは幅がギリギリ過ぎて、USBポートが片側しか使えない上に、L字に変換するアダプタが必要になっています。
ロケ撮影のラップトップ運用問題、他のカメラマンはどうしてるんでしょうね・・・。