短歌ワークショップで書いたもの

先の投稿で感想を書いたワークショップで自分が書いたものを公開しておこうと思う。
(WSのネタバレになりますのでまずかったら消します。)


①小説の冒頭文を書いてみよう。
引いたキーワード:「スリッパ」「迷子」

 スリッパの片方が迷子になってしまった。それはコンビニのおにぎりがぜんぶ売り切れていたような、あるいは信号がぜんぶ目のまえで赤になるような、そんな一日の最後のことだった。取り残された左足は、悲しそうな目をするわけでもなく、ただ、かかとが少しはがれそうで、相方との再会を少しも期待はしてない表情だった。


②書いた冒頭文から短歌を作ります。

片足が取り残された木曜日悲しそうな目にうつる赤いろ

もういちど行くこともないコンビニで迷子のスリッパ明日もひとり


我ながらけっこう好みです。
結局悲しそうな目しとるんかい。

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